2009年12月28日月曜日

なりわい語録

ながらくお待たせしました。本日より 「酢ログ」はじめます。


他人のふり見てわが振り直せといわれますが、
地球はみんな自分中心に回っていて
自分はちゃんと生きているつもりなのですが、なかなか・・・

やきとり大吉の辻成晃さん上梓の本「なりわい語録」の中で
こんなおもしろい一節が紹介されています。

高いつもりで低いのが教養
低いつもりで高いのが気位
深いつもりで浅いのが知識
浅いつもりで深いのが欲
厚いつもりで薄いのが人情
薄いつもりで厚いのが面の皮
強いつもりで弱いのが根性
弱いつもりで強いのか我
多いつもりで少ないのは分別
少ないつもりで多いのは無駄


どうです?みなさん。
「人のふり」の中に見えることだらけですが、
どっこい、私自身もずいぶん思い当たってしまうので
これを自分への戒めにしなければと、つい、メモしました。

ところがこの前、とある駅で私と同じ電車から降りた客の一人が
ホームに落ちていたペットボトルを拾い上げて
階段下のゴミ箱に捨てて帰りました。
無造作に、自然に、自分の家でのごとく当たり前のように・・・

「他人のふり見て」はマイナスイメージでの自戒のことわざですが
逆バージョンもあったのです。
ちょっとしたことで、こんなにいい「人のふり」もあるのです。
「人のふり見てわがふりまねよ」の話でした。(もちろん、いいことだけね)

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